亜人 Wiki
登録
Advertisement
佐藤の招集によって厚生労働省の前に集まったIBM

佐藤の招集によって厚生労働省の前に集まったIBM

IBM (アイ・ビー・エム) とは、漫画『亜人』に登場する亜人が持つ「別種の力」。物語では、アメリカ合衆国の研究者の間で使われている呼称とされ、日本の研究者の間では「別種の力」や黒い幽霊などと呼ばれている。この能力は中村慎也事件で明らかにされ、日本の研究者や政府関係者の間で恐れられるようになった。オグラ・イクヤがその情報に詳しく、アメリカ合衆国の研究者がまだ多くの秘密を隠しているのではないかと亜人管理委員会戸崎厚生労働大臣は見ている。

亜人が遠隔操作で操ることができる人型の物質で、透過率100%の未知の物質でできているという。そのため普通の人間の目にはまず見ることができない。だが亜人には黒い幽霊のような姿で見える。遠隔操作ができるが、永井圭のIBMのように指示に従わなかったり、佐藤IBMのように指示には従うが一応自我は持つ、などのように完璧に操作できるわけではなく、ラジコンというよりかは飼い犬の方が近い。また使用者の脳とリンクして動かしているため雨の日は情報伝達が妨害されてうまく操ることができない。オグラ・イクヤによると、亜人がIBMを操れるのは1日に2体程度までだという。また、IBMは不安定な物質なためしばらくすると消えてしまう(作中でオグラ・イクヤは”発生と同時に崩壊が始まっている”と表現した)。

亜人に強い感情(例として殺意)を向けられたとき、人間にもIBMを目にすることが出来る場合がある。


佐藤田中功次はIBMを自分の意志で操ることができるが、永井圭のIBMは自分の意志で操ることができず、いうことを聞かず勝手に暴走する性質がある(これ永井圭が幼い頃にIBMを出し、そのまま長期間操作せずにいたため、非常に強く自我が発現し、また彼の歪んだ性格も相まって完全に自立し指示も聞かないIBMになってしまっている)。さらに、過去に発言したセリフを口にすることもある。例えば、永井圭は幼いころに海斗のことを「ひとりでカワイソウだから構ってやってただけだしね」と発言したセリフを、研究所佐藤と対峙したときにオウムのように永井圭に向けた。

トリビア[]

Advertisement